海城中学校の傾向分析

海城中学校の学校情報

【住所】
〒169-0072 東京都新宿区大久保3-6-1
TEL:03-3209-5880
URL:http://www.kaijo.ed.jp/

【最寄駅】
山手線 新大久保駅 徒歩5分
東京メトロ副都心線 西早稲田駅 徒歩5分
中央線 大久保駅 徒歩10分
山手線 高田馬場駅 徒歩12分

【偏差値】
四谷大塚合不合判定テスト80%ライン  偏差値61

海城中学校の傾向分析


算数の傾向

大問1 は計算2問、小問3問。角度、辺の比と面積比、分子、分母の和70で四捨五入すると0.7になる既約分数。2 は仕事算。8人の職人が毎日8時間作業して3日で完成する織物を4つ作る。3 は円すいに内接する球の上にもう一つ内接する小球を乗せた図で接する部分の円周を求める。4 は整数、倍数、中1の男子は6、7の倍数、女子は8の倍数、9の倍数より4多い。5 は一辺9cmの正方形の内側を一辺3cmの正三角形がころがり移動する。6 は水そうに円柱型の容器の中に円柱のおもりを入れた状態で置き、水を入れていくときのグラフの読解。

国語の傾向

第1回は93.7点第2回は87.8点(いずれも120点満点)という、高い合格者平均。 文章自体が非常に難しい分、選択肢での正答率が明暗を分ける。文章の中身が理解可能か否かということよりも、 選択肢の内容にそって正誤を見極められる読解力・判断力が求められる。

理科の傾向

大問1 はボールの水平投げの水平方向と垂直方向の距離について。水平方向は等速、垂直方向は二乗に比例の高校内容をメインとしている。2 は三態変化について定番問題。3 はカエルについて。オタマジャクシからカエルへの変化、消化のはたらきについて。4 は親子の会話文でお茶の芽の霜で枯れることについて。湿度、飽和水蒸気量の問題につながっていく。計算問題も多い。


社会の傾向

海城というと記述のイメージが強いが杉田玄白や清を答える普通の問題もあるし、 そういう問題もそれなりの点数配分があるので知識の充実も大切である。1950年代以降実際に動物園や水族館で南極のペンギンが多く飼育されるようになったのはなぜか。資料からわかる理由を100字以内で説明しなさい。この設問に関しては、いくら知識があっても知識で書いてはいけない。あくまでも資料から読み取れることだけを書かなくてはならない。「動物園などが果たすべき役割」も変化してきた。本文や資料を参考にして200字以内で説明しなさい。この設問の場合は参考なので自分の意見を入れても良い。いずれにし
ても記述は慣れが大切なので対策をしておかなければならない。