慶應中等部の傾向分析

慶應中等部の学校情報

【住所】
〒108-0073 東京都港区三田2-17-10
TEL:03-5427-1677
URL:http://www.kgc.mita.keio.ac.jp/

【最寄駅】
JR(山手線・京浜東北線) 田町駅から徒歩約15分
地下鉄 (都営三田線・浅草線)三田駅から徒歩約15分

【偏差値】
四谷大塚合不合判定テスト80%ライン  男子偏差値66  女子偏差値71

慶應中等部の傾向分析

算数の傾向

大問1 は計算2問。2 は小問3問。整数、分母2から20までの単位分数、速さ。3 は小問3問。3人のやりとり、りんごの箱詰め、食塩水。4 は平面図形2問。直角三角形の相似、辺の比と面積比。5 は長方形の90°回転移動。6 は仕事算(2人)。7 は円柱のおもりが入っている大型円柱容器に水を入れる。8 は長方形から小さな長方形を切り取った形の辺上を2人が移動して2人の場所を結ぶ直線で切ったときの面積。

国語の傾向

漢字においては、日頃から毎日少しでも多くの漢字を書いて覚えることが大切。 大問5においては、教養のレベルを超えているため気にせず、読解や漢字等着実に点を取れる部分を増やすことが鍵である。

理科の傾向

大問1 は日食と月食について。昨年7月の皆既日食も出題された。2 は野菜と果物について。果物の旬の時期、野菜の食べている所は植物の体のどこか。3 は水を加熱したときの変化の様子について。水だけの加熱と食塩水の加熱の比較も出題された。4 はムラサキイモパウダーをリトマス紙のように使って、いろいろ水溶液で色の変化を見る問題。最初の説明を理解して設問に答えなければならない。5 はふりこを持っている指を離してふりこがどう落ちていくかについて。


社会の傾向

大問1 は歴史分野。徳川家康が行っていないものを選びなさい。「日光東照宮の陽明門を建設」という選択肢が答えになるのだが、あわててやると日光イコール家康のイメージが強いのでひっかかってしまう。松尾芭蕉が訪れていない場所は?選択肢に蝦夷があったのですぐわかったと思う。2 は地理分野。都道府県を選ぶ設問で平易なものばかりであった。3は福沢諭吉関連問題。慶応を受けるからには、福沢のことは調べておこう。4 5は地理分野。富士山頂の位置を白地図に書き込みなさい。普段から地図帳で様々な場所の確認をしておくこと。理科年表より気温と降水量の出題があったので、事前に調べておこう。6は公民分野。民主党は圧勝したのになぜ連立せざるを得なかったのか?唯一の記述だがニュースに注目していれば簡単にできたはず。