中学受験において、志望校に合格する為には模試を上手く使いこなす事が
非常に重要と言われています。
そこで、模試を上手く使いこなす為に利用したいのが、1年間に6回の
模試を受ける事ができる、首都圏模試センター「統一合判」です。※通称:首都圏模試
首都圏模試は、株式会社首都圏中学模試センターが運営している模試団体ですが、
もともと市進学院、栄光ゼミナール、中萬学院などの大手学習塾が主体となって設立された会社です。
首都圏模試センター「統一合判」には、大きく3つのメリットがあります。
【ポイントその1】 基礎的な内容の模試で実力を試す事ができる
模試を受けていく中で、中学受験で必要になる基本的な内容が身についたかどうかを
確認できるというのは、大きなメリットと呼べるでしょう。
なお、 首都圏模試の特長は、
・毎年1万人以上が参加するため、母集団の受験者数が多い
・中堅以下の私立中学の合否判定に強い
この2つとなります。
首都圏の大手塾である市進学院、栄光ゼミナール、中萬学院からの受験者が多いため、各塾の合格実績から考えても、中堅以下の私立中を受験する層が多くなっています。
そのため、偏差値60以上の難関校・人気校以外を第一志望にしている場合は、首都圏模試のような基本的な内容を問われる模試を主軸にすると、とても参考になります。
【ポイントその2】 自分自身の学力を客観的に知る事ができる
個人成績表には、受験生全員の中での順位も掲載されています。
その為、自分自身の学力は受験生の中でどのくらいなのかといった事を
客観的に知る事ができるのです。
また、継続して首都圏模試センター「統一合判」を受験していると、
その成績の推移も知る事ができます。
こうした成績の推移からは、苦手な科目、得意な科目が一目瞭然です。
その為、どの科目に重点的に取り組むべきかがわかりやすいでしょう。
【ポイントその3】 志望校の最新情報を知る事ができる
首都圏模試センター「統一合判」では、入学試験の傾向と対策は勿論、その年の志望校の人気も把握できます。これらは、中学受験を成功させる為の戦略を立てる際に役立ちます。
例えば、志望校の人気がとても高いとしましょう。
その場合は、他の学校との併願を早くから考える事ができます。
その点、こうした情報が入ってこない場合、志望校だけを受けて、
結果的に中学受験に失敗したという事も珍しくありません。
こうしたメリットは、実際に中学受験を行う子供だけでなく、
それをサポートする親にとっても、有意義なものと呼ぶ事ができます。
実際に「父母会」は、親にとって役立つ事間違いありません。
「父母会」は、基本的にテスト会場で実施されます。
その年の最新情報から、志望校の決定にまつわるアドバイスまで
毎回異なるテーマで「父母会」は実施されます。
子供の中学受験は初めてという方は、是非この「父母会」に足を運んで、
親として出来る事を、学んでみてはどうでしょうか。
「父母会」には時間が合わず、参加できないという場合でも、
小冊子やホームページで、最新情報はチェックする事ができます。
小冊子には、最新の入試情報に加えて、模試の回答と解説も掲載されています。
その為、間違った問題に関しては、この小冊子に掲載されている解説を
読みながら、理解できるまで解く事ができる仕組みになっています。
ホームページには「入試倍率速報」というコンテンツがあり、
これを使えば、志望校に対する受験生の応募状況を、
リアルタイムで把握する事ができるので、とても便利です。
首都圏模試センター「統一合判」では、第1回となる4月を皮切りに7月、
9月からは12月までは、4ヶ月連続で実施されます。
特に9月以降の模試は、毎年1万人以上の受験生が参加します。
その為、参加申込は早めに行うようにしましょう。